防災・震災対策調査特別委員会視察報告

2014年12月23日 21時23分 | カテゴリー: 活動報告

 ここ数年の局地的な集中豪雨は、全国各地で深刻な被害を及ぼしています。豊島区でも昨年、床上浸水などの被害例がでたこともあり、昨年の京都市の水害の被害の実態、行政の対応、また、実験装置による水の威力を直に視察し、、豊島区の今後に役立たせようとする目的の視察でした。

 まず、京都市役所を訪れ、行政財政局防災危機管理室から昨年(平成25年)9月の台風18号の水害は、約40年ぶりに京都市を襲った水害における当時の行政側の対応の様子や課題を率直に話していただいて、大変、参考になりました。「天災は、忘れた頃にやってくる」という言葉の通り、行政側には、区民の命を守るという意識を常に持っていていただきたいと強く感じました。

京都市役所

中でも重要と思われる点は、

1. 深夜の特別警報に対して、行政側が住民に知らせることは大変難しいこと。 2. 避難するにあたっても、深夜であったり、厳しい気象の下では、実際避難できる人が限られてきてしまうこと。3. 災害時の現場の情報の集め方は、縦割りでなく横の連携をとり迅速化を図ること。4. 避難情報発令は、あらゆる媒体を使って確実に届くようにする。5. 非常時対応では、情報量の軽い災害対応HPが必要であること。

 

次に訪れた京都大学防災研究所宇治川オープンラボラトリーでは、「百聞は一見にしかず」。実際に水没した車のドアを開けること、水が流れ落ちる階段を上ることは大変困難なことを痛感しました。

水深20cmでもドアは開かない。

車のドアは開きません。窓を割る道具が必要です。

 

水が流れ込む階段はかなり危険。ステップは見えないし、滑りやすい。

防災研究所の藤田教授から地球規模で、災害の起こりやすい周期に入ってきているのではないかという指摘がありました。

京都の2日目は雪でした。