「ふるさと千川」

2014年11月29日 01時51分 | カテゴリー: 活動報告

2003年に閉校になった豊島区立千川小学校は、10年以上の時を経て、来年2015年4月に特別養護老人ホームと保育園に生まれ変わります。

ここに至るまで、4年にわたって、地域の人と行政が同じテーブルについて話し合いを重ねてきました。区民の参加と協働の理想的な形であると、私は、今回の区議会一般質問でも触れました。

 千川小学校跡地の活用を考える会は、平成22年9月から4年間に実に35回もの協議会をほとんど月に一回開催し、私も傍聴してまいりました。どの木を伐採するのから、遊具の選定、配置まで、ゼロベースから話し合い積み上げてきています。この間の行政側の丁寧な対応はお互いの信頼関係につながっています。地域の人は、そこに暮らしていくのは自分たちだ、ふるさと千川にするのだという気概を持ってこの協議会を進めています。来年春にオープンする特別養護老人ホームと保育園を担当する社会福祉法人も一緒に話し合いに参加しているので、住民不在の設計、建築で一方的に建ってしまい迷惑施設になることはあり得ない状況です。

 今日第36回目の千川小学校跡地の活用を考える会が開催され、私もいつものように傍聴で参加しました

旧千川小学校の校庭部分は、通常の公園にしてしまうと、ボール遊びができなくなるので、学校があった時の校庭開放のように子どもたちがボール遊びができるようなひろばにしたいというのが地域の人たちの希望がかなうように、ルールづくりなどすすめられています。

そして、今日は、ひろばの名前を決めましょう!ということが議題になりました。最初、「千川小跡地ひろば」「千川思い出ひろば」「旧千川小校庭」など出ていましたが、最後には、「ふるさと千川」が出て、満場一致で決まりました。

区議会議員は傍聴人でしかないので、決に参加することはできないのですが、目の前で、私の一般質問とまさに同じように、地域のみなさんの「ふるさと千川」にするのだという気持ちが一つになるのを見て、熱い思いが湧きました。

何年にもわたって、地域の人たちは、「ふるさと千川」の名のもとに、桜の会や、盆踊り、どんと焼きなどの行事を重ねてきており、これしかないだろうと私も心の中で思っていました。

地域に住む人たちが、地域を愛して、ふるさとにしていこうという思いを行政も無視することはできません。

ちょっと大変だけど、地域の人の「参加と協働」によって、住む地はあったかい素晴らしい土地になっていきます。

ふるさとは、何も自然にあふれた土地とは限らないのです。都会も、立派なふるさとになることを今日は、実感しました。

それは、誰かにお任せのままでは実現できないものなのです。