人口27万人を迎えて (1)子育て世代が安心して暮らしていくために 〜第3回定例会一般質問からNo.2〜

2013年10月9日 19時46分 | カテゴリー: 活動報告

 今年4月5日、豊島区は24年ぶりに人口27万人を超えました。過去には30万人を超えていた時期が2回もあり、それだけ多くの人が住むということは、生活しやすいまちという意味もあるともいえます。日本一高密都市である豊島区、そして、人口の10倍近くの250万人もの人が利用する池袋駅を抱える豊島区の今後を真剣に考えていかなくてはなりません。

  行政は5年、10年ごとの基本計画に基づいてさまざまな施策を展開していますが、2011年に策定した豊島区基本計画において人口27万人の予想は、早くて2015年です。今回の人口増は、マンションや新築住宅の建築が続き20代〜30代の子育て世代が増えていることで、これら子育て世代が今後とも豊島区で安心してくらしていくためには、保育環境の整備が急務であり、今後の未就学児の数の推移の予測と、4月の段階で270人いた待機児童が今後殿程度解消できる見込みなのか。を問いました。

 行政側の答弁は、平成19年度以降増え続けている未就学児は、しばらくの間増加するだろう。来年度当初までに、認可保育園、放棄某保育所などの保育施設の整備の受け入れ枠を合計400人増やしていき、数の上では、解消できる可能性があるが、地域や年齢別、想定以上の入園希望者の可能性もあるので、来年度当初の待機児童数は今年度の半数を下回るよう期待している。平成27年度以降の子ども子育て支援事業計画を来年度前半にまとめ、平成29年度には、限りなくゼロにちかづけるよう努力していくとのことです。

 現在、保育の現場には非常勤職員、臨時職員等雇用形態の異なる保育従事者がおり、保育の質を確保するためにも、研修や人事管理など現場に任せきりにしていることは問題であると昨年度の予算委員会等で指摘しました。今年度行った保育従事者アンケートの概要と調査結果について問いました。

 7月に行ったアンケートは職場の環境や働きやすさについての質問で、無記名提出で、回収は400を超えた。研修参加に関する質問で否定的な評価が40%程度あったが、おおむね肯定的であった。今後は、研修計画の見直しや課題の整理、施設長への指導等の徹底を図っていくとのことでした。

 次に、未就学児が増加している中、小中学校への影響と見通しはどうなっているかを問いました。

 5年後の小学校の児童数は、現在の7141人からには8249人と1000人を超える増加。中学校では、ほぼ横ばいで、5年後から増加していくとの見通しを立てているが、学校施設は、多目的室を普通教室に転用するなどの施設改修、改築する場合は、少人数教室を設けるなど柔軟奈対応ができるようにしている。とのことでした。

 豊島区は、保育園に入りたくても入れない待機児童対策として、今年度当初予算の8億円に6億円を加えた補正予算を組み、待機児童対策緊急プランを策定しました。現在、予定されている受け入れ枠の拡大の内訳は、

大塚りとるぱんぷきんずの開園  60名

巣鴨第一保育園分園の開設    34名

西巣鴨第2保育園の改築、民営化 20名

認証保育所 (駒込1丁目、池袋本町1丁目に予定)80名

保育ママ(池袋本町、西巣鴨、その他)27名

臨時保育所(千早1丁目)    60名

小規模保育 (高田、巣鴨、東池袋、その他) 90名

事業所内保育(西池袋)      5名

私立幼稚園預かり保育      45名

一時保育            20名

 現在、池袋本町で開設されている臨時保育所は、池袋本町小中学校の建設用地の期間限定の使用であり、今年度いっぱいの開設になります。池袋本町では、認証保育所、保育ママ、等の開設を予定しているとのことです。

 土地が限られている豊島区では、認可保育園の開設はなかなか困難な状況でありますが、さまざまな形での保育を確保できるよう努力していきます。今後は、どのような環境でも子どもは同じように保育されるように注意をはかっていきます。