豊島区「学力向上シンポジウム」

2013年1月21日 13時02分 | カテゴリー: 活動報告

 予備校でも塾でもない豊島区教育委員会が開催するシンポジウムのタイトルが「学力向上シンポジウム」。このストレートな表現がどんな内容なのか、しっかりと見極めようと参加してきました。1月19日、会場である豊島公会堂は、区内の小中学校の先生、PTAなどの参加者で満員でした。

 今回のシンポジウムで豊島区は、全国学力テストの上位の成績をあげている秋田県能代市と準備期間を経て正式に教育連携協定を結びました。今後、お互いの教育活動のノウハウを交換しあい、連携していくことになりました。

 シンポジウムでは、さまざまな事案の報告がありましたが、印象的だったのは、能代市教育長が披露した ベテランの先生からの保護者へのお願いです。1.朝ご飯を食べさせてください。2.洗濯したものを着せてください。3.寝かせてください。      家庭では、この基本的なことをしっかりと行なって学校に子どもを送り出して欲しい。そのうえで、学校では、わかる、できる、楽しい学習をおこない、それを定着させるための家庭学習を教師と保護者が一緒に取り組んでいく。これによって、自主的な子どもが育っていくとのこと。

 考えてみれば、学校は勉強するところ、学力の高低で判断するのでなく、一人ひとりの学力を向上させることはその後の人生にとって大切なことです。子どもは理解さえできれば勉強が楽しいと思えるはず。安心して楽しく勉強できる環境を整えることが周囲にいる私たち大人の役割であることを痛感しました。

 能代市は、当たり前のことを当たり前に行ない、それが学力向上、結果的に子どもの生きる力につながっていることを知り、ほっとした内容の「学力向上シンポジウム」でした。

区内小学校の図画工作の連合作品展