豊島区の受託事業者の不適正業務執行

2013年1月17日 02時00分 | カテゴリー: 活動報告

 豊島区が平成22年度緊急雇用創出事業として業務委託した2事業に不適正な執行状況が会計検査院の検査によって確認されたことが、昨日の豊島区議会全員協議会で中間報告の形で報告されました。

 http://www.city.toshima.lg.jp/koho/hodo/028893.html

 失業者を新たに雇用する目的の事業であるにもかかわらず、それを行なっていた十分な証拠書類が提出できない事、実際の作業実態と異なる報告書を区に提出し、それに基づいて区は委託金額を支払っていた事などが明らかになってきています。また、該当業者は、労働基準法に定められた労働契約者、労働者名簿、賃金台帳さえ調整していなかったとのことです。私は、昨日の全員協議会の席上、そもそもこの業者は、入札に参加する資格はなかったのではないかと指摘しましたが、区側の答弁は、まさかこのようなことになっているとは思っていなかったとのこと。不正を行なう方は言語道断ですが、だまされただけではすまないと区側の責任も大きいと考えます。すべて私たちの大切な税金なのです。

 平成21年度から23年度までの3年間に緊急雇用創出事業は134もあり、これら全てを再点検することになりました。昨年秋、私が担当した23年度の決算においても多くの緊急雇用創出事業が含まれていました。財政状況が厳しいと、安易に緊急雇用創出事業に頼りすぎていないか。必要な事業は一般予算化すべきだとの意見は述べましたが、不正な請求に基づいて支払っている決算であっては全く議論も成り立ちません。

 豊島区としては、最終報告を3月に予定しています。この際、徹底した点検と再発を防ぐ手段を整えることが必要と考えます。