「セーフコミュニティ」国際認証都市・豊島区

2012年12月4日 01時25分 | カテゴリー: 活動報告

WHOセーフコミュニティ協働センター長 レイフ・スヴァンストローム氏と

 「セーフコミュニティ」とは、WHO(世界保健機関)セーフコミュニティ協働センターが「けがや事故等は、決して偶然の結果はなく、原因を分析することで予防できる」という理念のもと、一定の指標を満たし、持続的に安全と健康の質を高めていこうとする都市を認証している制度です。現在、世界で280の都市が認証を受けており、豊島区は日本で5番目、東京で初めての国際認証都市「セーフコミュニティ」となりました。

 豊島区では区制施行80周年を迎える今年の認証取得をめざし、2010年2月の取り組み宣言から約2年をかけて全区的に準備を進め、11月28日の認証式を迎えました。

 「セーフコミュニティ」取得に当たり、豊島区では10の重点課題を設定し,それぞれの課題に対して、データ分析、予防に関する学習プログラムを設定しました。1.子どものけが・事故予防 2.高齢者の安全  3,障がい者の安全4.自転車利用の安全 5繁華街の安全 6学校の安全 7地震災害の防止 8児童虐待の防止 9ドメスティック・バイオレンスの防止 10自殺・うつ病の予防です。また、セーフコミュニティの活動には、地域に暮らす人々自身が当事者意識を持って持続的に活動することが求められます。その舞台となるのが、小学校区にある地域区民ひろばです。

 認証式に引き続いて開催された豊島区で初めての国際会議「アジア地域セーフコミュニティ会議」では、アジア地域を中心に、22カ国から200人近くが参加し、国際交流が進みました。

また、インターナショナルセーフスクールとして区立朋有小学校が国内で3番目の認証校となりました。

 この2年間、豊島区は、セーフコミュニティ活動によって、区民の住民参加が進んだといえますが、5年後の再認証にむけては、さらに幅広い区民が主体的にかかわることが必要であり、それが、真の「安全・安心の文化都市としま」「住み続けたいまち」につながるのだと思います。