豊島区の秋を散策

2012年11月20日 04時23分 | カテゴリー: 環境

 まちあるきのメンバーの方々と学習院構内を許可をとって散策し、秋を堪能してきました。学習院大学は、山手線目白駅のすぐわきにあり、徒歩30秒の西門から入るとすぐl緑あふれるキャンパスです。豊島区目白1丁目にある学習院キャンパスは、豊島区の緑の約3分の1を占めるといわれる貴重な豊かな自然が残っています。 

 植物が専門の東京農工大名誉教授の相場先生の解説つきですから、土地の様子、植物の生態もよくわかりました。また、このあたりは、1000年あまりの間、宮廷に献上する馬を養うために野焼きを繰り返し、草原にしていました。野焼きをしたあとの炭は、黒い土となり、赤い関東ローム層の上を1メートルぐらい覆っているそうです。常緑樹にしろ落葉樹にしろ葉を落とす速度がちがうだけで、1ヘクタールあたり3tから5tの葉を落とすそうです。

 ニレ科の代表的な木であるエノキ、ムクノキ、ケヤキがあり、それぞれに高くそびえ立っていました。エノキは、古くは一里塚の目安として植えられていたそうです。それぞれ、小さな実をつけていましたが、エノキ、ムクノキは、種の周りに甘い果肉をつけており、それを鳥が食べ種を遠くに運んでいき増やしていきます。 

ケヤキは、固い実なので鳥は食べず、そのかわり2、3枚の葉と一緒に落ち、葉が風にあおられ遠い場所へと運ばれていきます。

 

 その他にも、しいの実、どんぐり、くぬぎ、銀杏とあらゆる実が地面に落ちていました。どんぐりやしいの実を見つけると童心に返ったように、拾いたくなるのはなぜでしょうか。

もぐらの穴もありました。山手線の音が響く中、血洗いの池では鴨が優雅に泳いでいました。

 

2時間ほどの散策でしたが、豊かな時間をすごすことができました。寒い冬を超え桜の季節にまた散策したいものだと思いました。豊島区の中の貴重な自然に感謝です。