核廃絶を願って

2012年8月9日 18時35分 | カテゴリー: 活動報告, 脱原発

原発やめよ 命が大事

原発の図 丸木美術館

今年も、8月の暑い日差しの中、広島、長崎の原爆の日を迎えました。
 67年前の8月9日、長崎に原爆が投下された今日、私は、以前から行きたいと思っていた埼玉県東松山市にある丸木美術館を訪問しました。写真等で目にしていた「原発の図」その巨大さと心に迫ってくる多くの人の描写に言葉を失いました。
 作者の丸木位里、俊夫妻は、「原発の図」の作成の前、1947年頃、私が住んでいるそば椎名町(豊島区)のアトリエで裸体のデッサンを繰り返していたそうです。当時、椎名町から千川・要町のあたりは、池袋モンバルナスと呼ばれるように、多くの画家たちが住んでいました。その後、夫妻は、住居を移しながら、「原発の図」の連作を続け、広島、長崎の多くの人の犠牲の上に戦後の日本の生活があるのに、いつのまにかそれを忘れたような人々に警笛を鳴らし続けていたのです。
 夫妻は、1989年福島第2原発のポンプ損傷事故以降、原子力発電所分の電気代を払わない活動もおこなっていたそうです。実際、訪れた丸木美術館は、冷暖房設備がなく、太陽光パネルをつけ必要最低限の電気で運営しています。
 福島の原発事故に遭遇せずにこの世を去った丸木位里、俊夫妻は、「原爆の出す放射能も、原発の出す放射能も一緒」と発していた警告が現実となった今、何を思うでしょうか。
 美術館には、“原発やめよ 命が大事” 丸木夫妻作の横断幕が掲げられています。 

長崎の被ばくクスノキの2世(豊島区中池袋公園)