「障害者自立支援法」から「障害者総合支援法」へ

2012年7月10日 23時45分 | カテゴリー: 活動報告

今国会会期延長が決まった6月20日に成立し、来年4月1日に施行される「障害者総合支援法」の学習会に参加しました。講師は、長年にわたり、福祉政策に関わってきた衆議院議員の石毛えい子さんです。
  2005年施行された「自立支援法」では、さまざまなサービスが有料となり、介助を必要としている人に行き届かなくなってしまい、結果として自立を阻害してしまっている等、さまざまな問題が生じていました。今回の改正の趣旨は、「地域社会における共生の実現に向けて、障害福祉サービスの充実等障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するため、新たな障害保健福祉施策を講ずる」となっています。正式な法律名も「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)」です。新しい法律で、障害の有無にかかわらず、基本的人権がまもられること。社会生活を送るにあたって障壁を除くことなどが基本理念に盛り込まれています。
 法律の中に「等」と一つ入れるのに、1ヶ月半も必要であったこと、また、今後、障害者基本計画を立てる委員会の構成メンバーの過半数に障がい者団体の方が加わることができたことも、民主党政権になって初めて実現できたことだと現場の話を聞く事ができました。
 豊島区議会においても、私が、今年度所属になった区民厚生委員会において、心身障害者福祉センター条例の一部を改正する条例が上程され、討議をおこないました。障がいを持つ方を取り巻く法律は、様々なものがあり、改正を繰り返しています。はっきりしているのは、障がいの程度はさまざまで、日常生活、社会生活を営む上で必要とするサービスも人それぞれだということ。今後は、一人ひとりに即したプランの作成も必要となります。何よりも、障がい者の方々も自然に地域社会に受け入れられる社会が望まれます。