ワーク・ライフ・バランスフォーラム

2011年10月27日 08時57分 | カテゴリー: 活動報告

10年後の日本はどうなる

「ワーク・ライフ・バランス」の言葉自体は、かなりよく聞かれるようになってきていますが、それを実践できていいる人となると限られているのが現実なのではないでしょうか。今日、豊島区立男女平等推進センター主催で、ワーク・ライフ・バランスフォーラムが小室淑恵氏(株式会社ワーク・ライフ・バランス代表取締役社長)を講師として開催されました。多くの企業や団体の方々の参加で会場は満員になり、やはり今、かなり関心の高いテーマなのだと確認しました。私自身、日本人の働き方について学生時代から強い関心を持っていますし、講師の小室淑恵氏の著書「6時に帰るチーム術」で魅了され、一度話を聞いてみたいと思っていました。思っていた通り、小室さんの講演は論理的で、とても明解でした。
 印象的だったのは、ワーク・ライフ・バランスの実践は、価値観の転換を迫るものでなく、正しい情報に基づくものであるとのこと。現在の私たちの社会は、少子高齢化の中で、2007年に団塊の世代が60歳の定年を迎え,急激に労働人口が減ってきています。つまり、出生率の向上と潜在労働力となってしまっている女性の継続就業を必要としている社会なのです。それに加え、介護の問題が出てきています。今までは「ワーク・ライフ・バランス」というと子育てをめぐっての育児休暇の取得などが話題になってきましたが、介護に関しては全社員の課題となってきます。10年後には、働く時間に制約を持った人、つまり「ワーク・ライフ・バランス」を必要とする人が多数を占めるようになるのです。この現実を見据えて、時間内で成果を出す仕事のやり方やチームワークで働けるような組織として変革していくことが結果としては、組織も継続し、働く人の生活を充実させていきます。
 「ワーク・ライフ・バランス」で社会を活性化させていきましょう。